中秋の名月 / うさぎ  / Sukiyaki








The moon


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The moon


今頃ですが、12日のお月さん・・・ 

日本ではお月さまにウサギさんが住んで・・・いますが、
世界各国によりお月さまに住んでいる生き物が違うようで、
ウサギのほかにカニ、ワニ、ロバ等々・・・ご参考:「月の模様」

月にウサギさんが住んでいる事になったのは、
遠くインドのジャータカ神話(本生譚)に由来するらしい。。。
その神話が、
日本の「今昔物語集」 に書かれ、広がっていったそうな。。。

このお話を昔々、聞いた(読んだ)記憶がある方も多いのでは・・・
それでは、復習。。。 (゜ー、゜)ヽ(ー_ー) モシモシ


月の兎

 今は昔、天竺(インド)に兎・狐・猿の三匹の獣がいた。
 「我等は前世で生物を哀れまず、財産を惜しんで他人に施さなかったので、地獄に堕ちて長い苦しみを受け、それでも罪が消えなかった為に、このように賤しい獣として生まれた。これからはこの身を捨てる覚悟で善行を行おう」
 三匹は熱心に仏教の修行をし、互いに実の親や兄・弟のように敬い合い、自分の事を顧みずに他の二匹の事を優先した。

 須弥山に住まう帝釈天が、下界の三匹の様子を見て感心した。
 「獣とはいえ誠に殊勝な心掛けである。
人間として生を受けた者でさえ、無益な殺生をしたり、他人の財産を奪ったり、自分の父母を殺したり、兄弟で敵視し合ったり、顔では笑っていても心の内では悪意を抱いていたり、恋い慕うような素振りを見せながら実は深く憎んでいたりと、誠にひどい有様である。
ましてやこのような獣が本当に仏の心を抱いているとは正直言って信じ難い。一つ試してみよう」

 弱々しい老人の姿を変えると、三匹の前に現れた。
 「儂は疲れ果てた老いぼれ。子どもがおらぬ上に家も貧しく食事もままならない。聞くところによれば、そなた達は哀れみの心が深いとの事。一生のお願いじゃ、慈悲の心があるのならばこの儂を養ってもらえぬだろうか?」
 「こちらこそ願っても無い事。すぐにでも養って差し上げますよ」
 三匹は喜んで老人の申し出を受け入れた。

 猿は木に登り、クリ・カキ・ナシ・ナツメ・ミカン・タチバナ・サルナシ・ツバキ・クリ・ムベ・アケビなどを取り、また里に出ては、ウリ・ナス・ダイズ・アズキ・ササゲ・アワ・ヒエ・キビなどを取ってきて、老人の好きな食べ物を食べさせた。

 狐は墓小屋の辺りに行き、供え物の餅やご飯、アワビやカツオ・様々な魚を取ってきて思うままに食べさせたので、老人はすっかり満腹になった。

 数日後、老人は満足そうに猿と狐を見ながら言った。
 「お前さん達二匹は本当に哀れみ深い。既に菩薩と言っても過言ではあるまい」

 老人の言葉を聞いた兎は自分の心を励まして、灯火を取り香を取り、背を丸め耳を長くし、目を大きく開いて前足で踏ん張り、尻の穴を広げた格好で、東西南北求め歩いたが、目的のものがどうしても見つからなかった。
 このような様であったので、猿や狐そして老人までが、兎を辱めたり嘲り笑ったり励ましたりしたが力及ばず、食事となるものを見つける事が出来なかった。

 「老人を養う為に食べ物を探し歩いたが、野山はとても危険だ。このままでは人や獣に襲われて食べられてしまうだろう・・・」
 兎はある決心を胸に、老人の元に行きこう言った。
 「わたしはこれからおいしい食事を探してきます。焚き木を拾って火を起こし待っていて下さい」

 猿が枯れ木を拾い集め、狐がそれに火を付けて、何かを見つけて帰ってくるかもしれないと期待して待っていると、いつものように兎が手ぶらで戻ってきた。
 猿と狐はこの様を見て憤慨した。
 「お前は一体何を持って来たと言うんだ。全く予想通りの結果だ。嘘を言って人を騙し、木を拾わせて火を焚かせて暖を取ろうというつもりか。憎たらしい奴め!」
 兎は首を振った。
 「・・・確かにわたしは食べ物を持ってくる力がありませんでした。ですから、このわたしの身を焼いてお食べ下さい」
そう言うと、火の中に踊り入って焼け死んでしまった。

 帝釈天は元の姿に戻ると、全ての生き物達に兎の行動を見せる為に、焼け死んだ姿を月の中に移した。

 今でも月の表面に雲のようなものがあるのは、この兎の焼け死んだ煙である。
また月の中に兎がいるというのはこの兎の事である。
全ての人は月を見る度にこの兎の行動を思い出すべきである。


今昔物語集 『天竺の部・巻五・第13話 「三獣行菩薩通兎焼身語」』


それにしてもウサギさんが、かわいそう過ぎますね。  
そして、ここに出てくる帝釈天は酷い奴ですね。
今なら大炎上です。

と・・・終わるところですが。
元である古代インドのジャータカという仏教説話集では、
ウサギが飛び込こんだ焚き火はインドラ(帝釈天)が起こした燃えない炎だったため、
ウサギは焼かれることなく助かっています。
 

おそらく、
これが書かれた時代の権力者が都合の良いように利用したのでしょうね。
現代の文部科学省や電力会社が原発は安全だと教育(洗脳)したように。。。 


今年の干支は卯年です。
年初は「躍進」「跳ねる」とか言っていました。
それが、突然の未曾有の震災と原発事故に見舞われています。
そんな時代に縁(えん)あって生を受けている私達・・・・・・

以前アップした格言ですが、

この大地は、先祖からもらったものではなく、子孫からの借り物 (アメリカインディアンの歌)

私達は、子孫に大きな借金をつくってしまいました。

Love & Peacen 



















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utrillo8

Anthonyさん
こんいちは!

月見酒とは風流ですね。
utrilloは月曜日から禁酒に入っています。。。まだ3日 v-16

こちらの、オッサンもそんなもんです。 v-35

  • URL
  • 2011/09/14 23:56

Anthony

ベランダから隣家の屋根と屋根の間の名月を眺めながら、酒飲んでました。

都会の片隅で、オッサンがかろうじて生きてます。(笑)



http://anthony3b.blog108.fc2.com/
  • URL
  • 2011/09/14 23:46

utrillo8

ももぴっぴっさん
こんにちは!

でも、死んじゃったら終わりです。。。v-282
あの事故・・・知人が一人乗っていました。
  • URL
  • 2011/09/14 23:22

ももぴっぴっ

こんばんは。この話しらなかった(^_^;)
考えたら、ウサギは要領がいいのかな。。。
坂本九は、飛行機事故で落下間際、奥さまに遺書を書いたのですよね。

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